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予防接種

ラッフルズメディカルでは、子ども、大人、*企業様向けに様々な予防接種をご提供しています。 

過去数十年にわたり、予防接種により、重篤な感染症疾患による死亡率が大幅に減少しました。ワクチンにより、毎年世界中で最大 600 万人の命が救われていると推定されています。(「予防接種」2019) 

一定の割合の人々が特定の感染症に対して感受性を持つようになると、その感染症は流行します。しかし、予防接種を行うことで、集団免疫か獲得されます。集団免疫とは、集団の大部分がその疾患に免疫を持つようになり、人から人への感染を大幅に減少させ、将来的には疾患を根絶することさえ可能にする現象です。予防接種は、感染症から自分自身、子供、そして将来の世代を守る最も効果的な方法の 1 つであることは間違いありません。 

集団の大部分がある感染症に対して免疫を持つようになると、人から人への感染症の広がりが起こりにくくなります。予防接種は、特定の病原菌を認識し戦う方法を免疫システムに教えることで、免疫力を強化します。もし再び同じ病原菌が体内に侵入した場合、免疫システムは迅速に抗体を生成して、それを撃退することができます。 

ワクチンには多くの利点があります。 

ワクチンは、感染症の拡大を抑えます 

予防接種を受けることで、自分自身だけでなく他の人々を守ることができます。感染症に罹患する可能性や感染拡大を減らすからです。新生児などワクチン接種を受けることができない人や免疫力が弱い人、例えば高齢者や基礎疾患を持つ人は特に感染しやすいです。そのため、ワクチン接種を受けることで、大切な人や最も感染しやすい人を実質的に守ることができます。  

病気から身を守ることができます 

ストレス、仕事のプレッシャー、そして責任が増える中で、皆さんが健康を維持することはとても大事です。 

年齢、職業、生活習慣、また既存の健康状態によっては、特定の病気にかかるリスクが高くなる可能性があります。ワクチンは、病気になることを予防し、入院や合併症を避けるのに役立ちます。 

帯状疱疹、肺炎球菌感染症、インフルエンザ、そしてHPV(ヒトパピローマウイルス)やB型肝炎のようながんを引き起こす重篤な感染症から身を守るためには、予防接種スケジュールを立てて、計画的に接種することが推奨されます。 

 

HPV(ヒトパピローマウイルス)は、最も一般的な性感染症の一つです。このウイルスは、女性では子宮頸がん、男性では陰茎がんを引き起こす可能性があり、また男女ともに尖圭コンジローマ(性器いぼ)や中咽頭がんの原因にもなります。実際、女性の多くは、どこかの時点でHPVに感染する可能性がありますが、多くの場合は症状が現れません。そのため、予防策としてワクチン接種と共に定期的な検診が非常に重要です。

肺炎球菌感染症 は、中耳炎、肺炎、血栓症、髄膜炎など、さまざまな病気を引き起こします。肺炎球菌(PCV)ワクチンは、2歳未満のすべての子供と65歳以上のすべての大人に推奨されています。また、場合によっては、年長の子供や65歳以下の成人も肺炎球菌ワクチンを接種する必要があります。 

帯状疱疹 は、痛みと水泡を伴う皮膚発疹を引き起こし、特に60歳以上の高齢者に多く見られます。帯状疱疹の原因となるウイルスは、水痘と同じウイルスです。水痘から回復しても、このウイルスは体内に潜伏し、後年再活性化して帯状疱疹を引き起こします。帯状疱疹の症状は、痛み、顔や体の片側に水疱やかさぶたを伴う発疹、頭痛、発熱、胃痛などがあります。高齢者では、長期に渡り帯状疱疹後の神経痛に悩まされる頻度が高くなります。 

インフルエンザ は、一般的な風邪よりも感染力が強く、重症化しやすい呼吸器疾患です。65歳以上のすべての人、妊娠中の女性、心臓病や喘息などの慢性疾患を患っている人、免疫力が低下している人はワクチンを接種する必要があります。インフルエンザにかからないようにするためには、予防接種を受けるのが最善です。 

肝炎, 特にA型およびB型肝炎は世界中に広く蔓延しており、肝機能障害やさまざまな健康問題を引き起こす深刻な病気です。慢性肝炎を放置すると、肝硬変、肝不全、最終的には肝臓がんのリスクが高まります。良好な衛生状態を保つことに加えて、肝炎に対する予防接種が強く推奨されます 

ワクチン接種時に、稀に重篤なアレルギー反応が起きますが、ワクチン接種する医療機関では急変時の対応訓練を受けていますので、安心して接種を受けて下さい。 

旅行中の健康維持 

旅行休暇を有意義に過ごすには、周到な準備が大事です。特に遠隔地や外国に旅行する際には、病気にかかりやすくなることがあります。旅行保険と同様に、事前に必要な予防接種を受けることで感染症から身を守り、休暇を安全に過ごすことができます。 

成人期を過ぎると、予防接種の必要性を十分に知らないかもしれません。子供の頃に受けた予防接種の効果が時間とともに失われる場合があります。いつでも、予防接種は健康にとって重要です。 

References

“Immunization.” 2019. WHO | World Health Organization.
https://www.who.int/news-room/facts-in-pictures/detail/immunization.

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